レンジャーズ・有原 約4カ月ぶりの登板で3回1/3を1失点

[ 2021年9月2日 05:05 ]

インターリーグ   レンジャーズ―ロッキーズ ( 2021年9月1日    アーリントン )

約4カ月ぶりに登板したレンジャーズ・有原(AP)
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 レンジャーズの有原航平投手(29)が1日(日本時間2日)、アーリントンでのロッキーズ戦で5月8日以来、今季8度目の先発で登板。3回1/3を1失点で勝敗は付かなかった。

 右肩動脈瘤の手術からの復帰戦で、試合前ウッドワード監督は「2度のリハビリ登板は2イニングだった。今日は40球から50球、願わくば3イニングくらい投げてくれれば」と話していたが、期待以上の投球内容だった。

 初回は1番ジョーを2-2から83・2マイル(約133・9キロ)のスプリットで空振り三振、2番ロジャーズを88・9マイル(約143キロ)の2シームで右飛、3番ブラックマンを1-2から82・2マイル(約132・2キロ)のスプリットで空振り三振と、14球で三者凡退。

 2回も4番ストーリーを1-1から79・5マイル(約127・9キロ)のスライダーで浅い中飛、5番クロンを89・7マイル(約144・3キロ)の2シームで遊飛、6番マクマーンを81・5マイル(約131・1キロ)のスプリットで三飛と、12球で片づけた。

 3回は7番タピアを0-1から78・7マイル(約126・6キロ)のスプリットで浅い中飛、8番ヒリアードを2-2から80・5マイル(約129・5キロ)のスプリットで一ゴロ、9番ヌネスを1-2から92・1マイル(約148・2キロ)の直球で見逃し三振で、3回を37球で終えた。

 4回も続投し、1番ジョーを90・1マイル(約145キロ)の2シームで一邪飛としたが、11番目の打者、2番ロジャーズに3-2からど真ん中の80・3マイル(約129・2キロ)のスライダーを中越えソロ本塁打とされ、初安打が初失点に。球数47球でお役御免となった。降板時のスコアは5―1、スタンドの地元ファンは拍手で好投をねぎらい、有原も笑顔でマウンドを降りた。直球の最速は92・2マイル(約148・3キロ)だった。

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2021年9月1日のニュース