楽天・オコエ、1軍勝ち取った 女子バスケ代表で銀の妹・桃仁花から刺激

[ 2021年8月11日 05:30 ]

2021プロ野球エキシビションマッチ   楽天2-0阪神 ( 2021年8月10日    楽天生命 )

<楽・神>7回無死、内野安打で出塁するオコエ(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・オコエが後半戦の1軍昇格を勝ち取った。最終戦は7回の守備から途中出場し、直後の打席で遊撃へ内野安打を放った。エキシビションマッチは5試合に出場して10打数3安打。チームとして掲げる積極的な走塁でもアピールした。中断期間に戦力を見極めていた石井監督は「前を向く姿勢をしっかり見せてくれた。後半戦のスタートからベンチに入れる」と明言した。

 2月に左手首の手術を受け、6月末に実戦復帰したオコエ。女子バスケットボール日本代表の妹・桃仁花(もにか)が東京五輪で銀メダルを獲得し、大きな刺激を受けた。「凄くうれしい。オコエきょうだいで活躍したいと昔から思っている」。ケガで出遅れたが、リスタートに向けたサバイバルを勝ち抜き「少ないチャンスの中でも貢献したい」と意気込んだ。(重光 晋太郎)

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2021年8月11日のニュース