横浜 1年生・緒方が逆転サヨナラ3ラン 9回2死から劇的初戦突破 広島新庄完封リレー間近も無念

[ 2021年8月11日 12:56 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   横浜3-2広島新庄 ( 2021年8月11日    甲子園 )

<横浜・広島新庄>9回2死一、三塁、横浜・緒方はサヨナラ3ランを放ちガッツポーズ(撮影・坂田 高浩)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第2日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、3年ぶり出場の横浜(神奈川)が5年ぶり出場の広島新庄(広島)を逆転サヨナラの3-2で下し、初戦を突破した。

 横浜は神奈川大会7試合で100安打を放った強打線が広島新庄の投手陣に苦戦。要所を抑えられたがあきらめなかった。2点を追う9回2死一、三塁、1年生の1番・緒方が大会1号となる左翼へ逆転サヨナラ3ランを放って試合を決めた。サヨナラ本塁打は19年の福本陽生(星稜)以来、通算23本目。逆転サヨナラ本塁打は7本目で1年生は史上初。

 広島新庄はプロ注目の146キロ右腕、花田が先発。走者を背負っても落ち着いた投球を見せた。6回には無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を併殺、遊飛と抑えて得点を許さなかった。7回無死一塁から登板した2番手・西井も無失点の好救援を見せた。9回無死一塁からは3番手・秋山が登板したが、2死まで追い込みながら最後につかまった。

 打線は0-0の5回、2死二塁から1年生ながらスタメンに名を連ねた河野が中前へ先制適時打。少ないチャンスを得点につなげた。9回にも3連打で追加点を挙げた。

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