ソフト五輪トリオがチームに合流 甲斐初体験の本音ポロリ「決勝前は頭痛と吐き気」

[ 2021年8月11日 18:42 ]

ソフトバンク

<ソフトバンク>ダッシュを行う甲斐(左)と柳田(撮影・中村 達也)
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 五輪戦士のソフトバンク・甲斐拓也捕手(28)、柳田悠岐外野手(32)、ニック・マルティネス投手(31)は11日、ペイペイドームで行われた投手練習に参加し、チームに合流した。侍ジャパンの正捕手として金メダル獲得に貢献した甲斐は歓喜の報告を行った。 

 「腹を決めてやっていたし、金メダルを取れて本当に良かったと思う。(家族も)喜んでいたし、うれしそうだった。捕手として優勝の瞬間を味わえた。本当にいい景色を見させてもらった」

 初戦のドミニカ戦では同点セーフティスクイズ、準々決勝の米国戦では延長10回タイブレークでサヨナラ打。守っても侍投手陣を引っ張り、米国との決勝では完封リレーを演出した。「この緊張は初めて。決勝の前に頭痛と吐き気がした。初経験でした」と本音を明かした。

 13日からはリーグ戦が再開する。この日、投手練習を視察した王会長からは「本当にお疲れさま。攻守でMVP級の活躍だ。後半が勝負。まだ4差だろ」とエールを送られた。

 4位からの逆転Vを狙う王者の正捕手として「気持ちも後半に向かっている。優勝をするという目標には間違いなく変わりはない」と気を引き締めた。

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2021年8月11日のニュース