松商学園 史上初の4元号勝利! 自慢の打線爆発で高岡商を圧倒

[ 2021年8月11日 16:16 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   松商学園17-4高岡商 ( 2021年8月11日    甲子園 )

<高岡商・松商学園>2回2死二、三塁、熊谷は中前2点適時打を放つ(撮影・井垣 忠夫)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第2日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり出場の松商学園(長野)が4大会連続出場の高岡商(富山)を17-4で下し、初戦を突破した。松商学園は史上初となる大正、昭和、平成、令和の4元号勝利となった。

 松商学園は県大会の全6戦で7点以上、チーム打率4割超の強力打線が初回から火を噴く。1死満塁から5番・熊谷の遊失の間に先制すると、なお1死満塁で6番・金井が左越えに走者一掃の二塁打を放ち、一気に4点を挙げた。さらに2回に3点、3回にも4番・斎藤の右越え2ランなどで4点を奪い、序盤で勝負を決めた。その後も着々と加点し、大挙17点を奪った。

 投げてはエースの左腕・栗原が7回を4失点。140キロに迫る直球を武器に8三振を奪うなど、力投を見せた。

 高岡商は3回に3番・堀内の2点適時二塁打などで3点、4回には途中出場の8番・田中の中越えソロなどで追い上げたが、5回以降は無得点に終わった。

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