日本ハムが6日に活動再開し練習 7日から楽天戦 川村社長「リスタートで困難を乗り越えていきたい」

[ 2021年5月6日 18:05 ]

日本ハムの川村浩二球団社長兼オーナー代行
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 日本ハムは6日、5、6日に行ったPCR検査で新たな陽性者が確認されず、札幌市保健所から活動再開が認められたことから、6日からポジション別の練習を非公開で実施したと発表した。

 また、6日に開かれた臨時実行委員会でチーム状況や保健所の見解を報告。5月7日の楽天戦(札幌ドーム)以降の試合を予定通り開催することが決まった。

 これを受け、日本ハムの川村浩二球団社長兼オーナー代行は球団を通じ「新型コロナウイルス感染拡大によりプロ野球では初めて公式戦開催中に活動を停止し、対戦球団やファンの皆様、関係するすべての方々に多大なご迷惑をおかけしましたことを厳粛に受け止めております。新型コロナウイルスが猛威を振るい、日々数多くの対応に追われる中、私どもの活動再開に向けて迅速に疫学調査を進められ、ご指導くださった札幌市保健所に対しまして深く感謝の意を表します。また、北海道内をはじめ全国各地から激励のメッセージも寄せられ、再開に向けて強く背中を押していただきました。誠に有難うございます。さらなる感染拡大を断つため、選手たちは丸4日、互いに交わることなく過ごしてまいりました。チームスポーツにおいて影響は決して小さくありませんが、再びプレーできる喜び、ありがたみをしっかりグラウンド上で表現してくれると信じています。「01Karat―イチカラ―」という今年のチームスローガンのごとく、心を一つに合わせてここからのリスタートで困難を乗り越えていきたいと思います。今回試合が再開できましても、新型コロナウイルスが終息しない限り、身近に潜むリスクに対して警戒を解くことはできません。引き続き細心の注意を払い、なお一層感染対策に取り組んでまいります」とコメントした。

 日本ハムは4日までに選手、コーチ、チームスタッフ計13人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けており、札幌市保健所の指示に従って1軍は2日から活動を停止。同日の西武戦と3~5日のロッテ戦の4試合が中止となっていた。

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