【大谷と一問一答】投球内容は「自分の中のアベレージ」 筒香とメジャー初対戦は「四球出し、申し訳ない」

[ 2021年5月6日 16:12 ]

<エンゼルス・レイズ>エンゼルスの先発・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が5日(日本時間6日)、本拠地エンゼルススタジアムでレイズ戦に先発し、5回0/3を投げ、1安打無失点、7三振6四球、1暴投で勝敗は付かなかった。今季は1勝0敗で、防御率2・41。チームは1―3で敗れた。

 以下、試合後の主な一問一答。

 ――初回に制球が乱れることがあるが対策は。
 「初回の入りはどの投手も難しいところがあると思うんですけど。どちらかというと投げ急ぎが早く終わりたいという心理が働くのかと思う。そこでいかに落ち着いていけるかが大事なのかなと思います」

 ――6四球で無失点に抑えた。
 「ボール自体は悪くないのかなという感じですけど、もちろん四球が少なければ、もっともっと長いイニングを投げられますし。今日も7回ぐらいいけたんじゃないかなと思うので。そうすれば、もっと自分自身も楽になりますし、チームとしても、もっともっと楽になるんじゃないかなと思います」

 ――2回以降は制球が安定した。
 「場所に慣れるというのもそうですし、打者の反応を見ながら投げてはいるので。スプリットにいい反応をしているなと思ったら真っすぐでいいと思いますし、その逆もしかりなので。それは捕手の仕事でもありますし、僕自身も感じたところかなと思うので。自然に良くなっていくのは先発投手はみんなそうじゃないかなと思っています」

 ――打者でも投手でも、手に息を吹きかけるシーンがあるが狙いは。
 「いや、湿らせたいなという。乾燥しているので。一息というより、投げやすくしたりとか打ちやすくしたりとか、という感じですかね」

 ――痛烈な投直を好捕した後、打ったメドーズとはどんな会話を。
 「捕ったのはたまたまですね。投げ終わったところに来ただけなので。反応できましたけど、たまたまかなとは思いますね。打者はグッドスイングだったので。いいスイングをされたなと思っていました」

 ――右手中指のマメの問題は。今後は先発ローテを回れるか。
 「大丈夫でした。今回も死球がなかったら、もう少し早く投げることが出来た。そういうイレギュラーがない限りはいけるんじゃないかと思います」

 ――ベーブ・ルースのお孫さんが大谷選手のファンだと言っていた。改めて偉大な選手と比べられることについて。
 「野球選手で見たことがない人はいないと思うので。そのぐらいの選手ですし、うれしい気持ちはありますけど、本当に一戦一戦。明日また切り替えて。打者として出ると思うので、打席のことに切り替えて頑張りたいなと思います」

 ――シーズン終了まで二刀流を続ける自信は。
 「まずは自分が出られるかどうか。監督が使いたいと思わないと使ってもらえないので。本当に1試合1試合。明日も出したい、明日も出したいと思われるように結果を出せればいいかなと思っています。その積み重ねで最終的にどれぐらい出られるか分からないですけど、やってみたいなと思います」

 ――初回に球審にストライクゾーンを確認していた。
 「コースが外れているのかどうかの確認ですね」

 ――直球の質の満足度は。
 「自分の中のアベレージくらいの感じの球かなとは思います。要所要所で力を入れていいところというか三振とったりはしていなので。それは打者の様子見たりとか、その中でいけたのが良かった。今日の感じだったら6回、7回しっかり投げきるところにはいきたかったなとは思います」

 ――投げ急いだところでフォームが崩れた。
 「投げ急ぎというか、最終回はそうですね、7回くらい見据えていきたいなと思っていたので、やっぱり目の前の打者一人一人っていう基本的なところじゃないかなと思います」

 ――筒香選手との対決は左飛、四球だった。
 「1個、四球を出してしまったんで、そこは勝負できなくてというか申し訳なかったっていう。できれば、抑えるか、打たれるかっていうのがベストではあったと思うので。申し訳なかったと思います」

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2021年5月6日のニュース