森繁和氏 投手・大谷翔平が超えるべき球数の壁 もう1度突き詰めて考えて

[ 2021年5月6日 18:36 ]

<エンゼルス・レイズ>エンゼルスの先発・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムでのレイズ戦に今季4度目の先発登板。5回0/3を投げ1安打6四死球で無失点、7奪三振の力投で勝ち投手の得たが、救援投手が打たれ2勝目はならなかった。スポニチ本紙評論家の森繁和氏(66)は大谷にあえて注文を出した。

 本当にもったいない。5回まで75球。特に5回の相手の攻撃は3者凡退で完璧に抑えた。投手専念。7回はいくだろうと見ていたら、6回に8球連続ボールで2連続四球を与えて降板した。大谷だからこそあえて厳しく言うが、これでは球数がいくらあっても足りない。確かに球審の判定は厳しく、外角球はほとんどストライクに取ってもらえなかった。それでも計6四球のうち4つは減らせただろう。

 立ち上がりの初回も2四球を与えて21球。例えば登板前のブルペンで打者1人分、5球ほど多く投げるなど工夫するのはどうだろうか。投打二刀流であふれんばかりの才能を発揮する26歳。この「球数」という壁をどう乗り越えるのか、もう一度突き詰めて考えてほしいと思う。

 7三振は全て2球目までにストライクを奪っていた。一方で2ボールとボール球が先行した5度のうち4四球。傾向ははっきり出ている。追い込めばスプリットがある。この日はカーブも有効だった。4回1死では三振を奪うなど鋭い縦の変化は一級品で決め球としても使える。緩急差も生かせるだけに、球数を減らすアクセントとして有効かもしれない。

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