オリ紅林がプロ1号 劣勢の7回に左翼席へ「1本出てくれて良かった」

[ 2021年3月28日 15:40 ]

パ・リーグ   西武ーオリックス ( 2021年3月28日    メットライフドーム )

<西・オ>7回、オリックス・紅林が1号ソロを放ちベンチに戻る(撮影・長久保 豊)
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 オリックス・紅林が「9番・遊撃」で先発出場。劣勢の7回にプロ初本塁打を放った。

 「打ったのは真っすぐです。しっかりと芯で捉えられましたし、良い感触でした。(プロ初本塁打については)うれしいですが、ここまで、あまり打てていなかったので、1本出てくれて良かったです」

 0―4の7回先頭。フルカウントからの8球目、2番手・ギャレットの真ん中直球をフルスイング。左翼席へ豪快に叩き込んだ。

 駿河総合高から19年ドラフト2位で入団。1年目の昨季は終盤に1軍昇格し11月3日の楽天戦でプロ初出場。初打席となった2回に則本昂からプロ初打席初安打を記録。飛躍を期す今季は長打力アップを図り打撃フォームを改良。右脇を空けて肘を高く上げた「フライングエルボー」と呼ばれる構えを取り入れるなど打棒で猛アピール。2リーグ制以降では、球団史上最速の「高卒2年目の開幕遊撃手」をつかんだ。

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2021年3月28日のニュース