中京大中京の畔柳は中1日で29日準々決勝のマウンドへ 高橋監督「畔柳でいけるところまで」

[ 2021年3月28日 15:30 ]

雨天順延で中1日で準々決勝のマウンドへ上がる中京大中京・畔柳

 今秋ドラフト上位候補で、27日の常総学院戦で今大会最速の149キロをマークした中京大中京(愛知)の畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手は28日の準々決勝雨天順延により、連投を回避し、中1日で東海大菅生戦(東京)に臨むことが濃厚になった。

 中1日の常総学院戦では7回110球。専大松戸(千葉)戦では131球完封をしており、球数は2試合合計241球に達している。1回戦登場が32校で最後だった。準決勝まで進めば1回戦から7日間で4試合。既に241球のため、残りは259球と限られてくる。決勝まで進むと、2回戦から6日間で4試合を戦わなければならない。今大会から導入された球数制限にかかる可能性はある。

 甲子園室内での調整の後、オンライン取材に対応した高橋源一郎監督(41)は「500球という範囲でどうやっていくか。エースが投げれば、チームは落ち着くし、相手への圧力にもなる。一戦必勝だし、畔柳でいけるところまで、と基本的には任せるつもり。最終的には一晩様子を見て決めます」と練習で畔柳をノースローとし、疲労回復を図っていた。

続きを表示

2021年3月28日のニュース