福岡大大濠・八木監督　初4強へ「気持ちで引かないことが大事」　

第93回選抜高校野球第9日目が雨天順延となり、練習を終え甲子園球場を後にする福岡大大濠の選手たち
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　第93回選抜高校野球大会は28日、準々決勝4試合が中止順延となった。東海大相模と対戦する福岡大大濠は甲子園球場の室内練習場で調整した。

　打撃練習、キャッチボール、ダッシュなどで汗を流した。春夏通じて初のベスト4進出がかかる一戦に向け、練習後のオンライン取材で八木啓伸監督は「向かっていけるように。気持ちで引かないことが大事。ベスト8が最高成績なので、歴史を塗り替えてもらいたいと思っています」と期待した。

　川本康平主将は「きのうの練習の時点では肉体的、精神的に疲労が見えたので、きょうの順延は選手にとってプラスに働くと思います」と話した。「ベスト8になるために甲子園に来たのではなくて、それ以上を狙いに来た。次の一戦勝つか、負けるかで変わってくると思う。ベスト4以上、優勝を達成するために頑張りたいと思います」と誓った。