レッドソックス沢村 OP戦4度目の登板は1回無安打無失点 “連投”も「感じは良くなっている」

[ 2021年3月28日 06:06 ]

レッドソックスの沢村拓一(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(32)が27日(日本時間28日)、フロリダ州ブラデントンでのパイレーツ戦でオープン戦4度目の登板。7―4とリードした6回裏にマウンドに登場し、1イニングを無安打無失点1四球に抑えた。

 今オープン戦では絶好調のニューマンを96マイルの速球で三塁ゴロ。続くディフォに四球を与えたものの、その後のファウラー、ポランコはいずれもスプリットで一塁ゴロ、二塁ゴロに抑えた。18球中、ストライクは8球とややボールが多かったが、最速97マイルの速球と90マイル台前半のスプリットには力があった。

 オープン戦最初の2戦ではどちらも押し出し四球を献上するなど苦しんだ沢村だが、その後の3登板は無失点で防御率は3.86。前日のシミュレーテッド・ゲーム(シート打撃)での登板に続き、連投でも力を発揮した。この日、クローザー候補と目されたバーンズ投手が新型コロナウイルスで陽性反応を示し、コーラ監督は開幕には間に合わないと発表。接触追跡の結果、他にも離脱する選手が出る可能性があり、ブルペンでは沢村への期待がさらに大きくなるかもしれない。

 登板後の一問一答は以下の通り。

 ――昨日と今日、連投になったが。
 「感じは良くなっているので、いい感じに来ているかなと思っています」

 ――スプリットも良くなってきている。昨日もストライクゾーンの確認をしながら投げているように見えたが。
 「完璧ではないですけど、しっかりとしたボールが投げられていますし、バッターと勝負できているなと感じてはいます」

 ――来週開幕だが、約1週間どういうことをやっていくつもりか。
 「自分のパフォーマンスを良くするために練習を続けるのはもちろんですけど、一番はケガをしないことですかね」

 ――登板直前に味方の攻撃が長くなったが。
 「それは日本でもアメリカでも中継ぎの職場というのはそういうものですから、しっかりどんなタイミングでも自分の入っていく感じでは変わらないと思います」

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2021年3月28日のニュース