中日・与田監督 2三振1失策の根尾に「使っている監督の責任」 今後も起用明言「若手使うのは覚悟必要」

[ 2021年3月28日 19:15 ]

セ・リーグ   中日0-0広島 ( 2021年3月28日    マツダ )

<広・中(3)>7回1死二塁、三振に倒れベンチに戻る横で代打・福留を告げる与田監督 (撮影・奥 調)
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 スコアレスドローで今季初の引き分けとなった中日・与田監督は「皆、よく頑張ってくれた」と総力戦を労った。

 6回無失点と好投した小笠原について「期待に応えるピッチングをしてくれた。何とか勝ちを付けられたら良かったが、よく投げてくれた」と称賛。昨季1勝に終わった左腕の復活をかける今季に「良いスタートが切れた」とうなずいた。

 一方、打線は散発5安打に終わり無得点。「勝てない時は、あと1本がね…」と責めることはなかった。

 2三振1失策で途中交代した根尾についても「使っている監督の責任。選手はどんな時も思い切ってプレーするだけ。うまくいかなくても僕は使っていくので、練習して反省しての繰り返し」とフォロー。

 6回に松山のフライを捕球ミスした場面も「もちろん、捕らないといけない。これからしっかり練習しないと」としつつ「まだ3試合。数試合でコロコロ代えるつもりはない。若手を使うのは覚悟が必要。若い選手には“良い選手になってほしい”という思い、それが1番」と今後も起用を続ける方針を示した。

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2021年3月28日のニュース