DeNA・平良 5回まで完全投球一転、6回初ヒット浴びた直後に負傷交代 古巣・巨人相手に59球無念

[ 2021年3月28日 15:48 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2021年3月28日    東京D )

<巨・D>DeNA先発の平良(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの8年目右腕・平良拳太郎投手(25)が2016年まで在籍した古巣・巨人戦(東京D)で5回まで1人の走者も塁に出さない完全投球。だが、そこから一転、6回先頭の大城に初安打となる二塁打を許すと、直後に負傷交代するアクシデントに見舞われた。

 開幕2連敗で迎えた敵地での第3戦。初回にドラフト2位・牧のプロ初打点となる適時二塁打で先制してもらうと、その裏、梶谷、吉川、坂本の上位打線を10球で3者凡退に。2回も岡本和、丸、ウィーラーを抑え込み、巨人がベンチ前で円陣を組んで臨んだ3回も大城、松原、今村と仕留めると、4回と5回も3者凡退に抑えて勝利投手の権利を手にした。

 だが、1―0のまま迎えた6回だった。先頭・大城に初球の外寄りシンカーを左中間に運ばれ、これが初安打となる二塁打に。平良はこの直後にベンチへ下がり、一度はケガの手当てをすると場内アナウンスされたが、結局、2番手・砂田にスイッチ。平良は59球で降板となった。右肘の張りを訴えたという。

 平良の投球内容は5回0/3で打者16人に対して59球を投げ、1安打無失点。3三振を奪い、四死球はなかった。

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