日本ハム 2度の満塁機生かせず適時失策と攻守で精彩欠き今季初零敗 移籍後初登板の池田を援護できず

[ 2021年3月28日 17:09 ]

パ・リーグ   日本ハム0―5楽天 ( 2021年3月28日    楽天生命 )

<楽・日>先発する日本ハムの池田(撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハムが攻守で精彩を欠き、0―5で敗れて開幕カードは1勝2敗と負け越した。

 0―0の4回。楽天のドラフト1位左腕・早川から無死満塁の先制機を演出したが、野村、大田が連続三振。樋口は三ゴロに倒れた。

 その裏の4回守備では1死満塁のピンチ。池田は同学年の田中和との対戦で遊撃へのゴロを打たせたが、これを守備力に定評のある中島がはじき(記録は中島の失策)、さらに慌ててトスしたボールも二塁手・渡辺が捕球できずに1つのアウトも取れずに先制点を許した。さらに続く太田、辰己に連打を浴びてこの回4失点。古巣相手に5回8安打4失点(自責3)だった池田は「悔しいですね。勝敗は自分がどうこうできるものじゃないですけど、本当に悔しい。(野手は)エラーしたくてしているわけじゃない。(適時失策の)次を防げなかったのが痛い」と振り返った。

 4点を追う6回は再び1死満塁の好機も樋口が三ゴロ併殺に倒れて無得点。今季初の零敗を喫した栗山監督は「(早川は)いい投手であることは間違いない。こっちが仕留められるところを仕留めきれなければああやって押し切られる。対策を練って、次やっつけられるようにやっていくしかない」と話した。

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2021年3月28日のニュース