中日 開幕ローテ6人確定 2カード目の巨人戦は大野雄、勝野、松葉の順が有力

[ 2021年3月23日 05:30 ]

<中日投手指名練習>練習中に笑顔をみせる大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日の阿波野投手コーチが22日、大野雄、福谷ら開幕先発ローテーション6投手を明言した。この日、バンテリンドームで先発投手陣の投手練習を見守った同コーチは「先発は6人そろえてスタートしたい」と話した。

 26日からの開幕カード・広島戦(マツダ)は開幕投手・福谷から柳、小笠原を並べ、本拠地開幕となる30日からの巨人3連戦は初戦に大野雄を起用し、勝野、松葉の順での登板が有力だ。オープン戦は12球団最低のチーム防御率5.50と苦しんだが、「良い部分と悪い部分が極端に出た」と冷静に分析。「なんとか結果を出さなきゃと空回った部分もある。あとは開幕に向け調子の波を上げていけばいいという投手もいるので」と期待を口にした。

 《大野雄 若手を鼓舞「課題を詰めて」》
 大野雄がOP戦で打ち込まれた若手投手陣を鼓舞した。結果を求め過ぎて実力を出せなかった後輩たちに「ここで失敗しといて、シーズン中しなかったらいいだけ」と気持ちの切り替えを求めた上で「自分のしないといけない課題を詰めていけばいい」とエールを送った。気づいたことがあれば声をかけていると言い「伝えられることは伝えていこうかなと思う」とエースとして、投球以外でも投手陣をけん引していく覚悟を示した。

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