プロ野球、9回打ち切り決定 時短要請への対応で午後9時までの試合終了目指す 12球団代表者会議

[ 2021年3月23日 05:30 ]

NPB・井原敦事務局長
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 プロ野球の12球団代表者会議が22日、オンラインで開かれ、今季レギュラーシーズンは延長戦を行わず9回で打ち切ると発表した。飲食店などへの営業時間短縮要請に対応するため。

 緊急事態宣言が解除された首都圏4都県では、午後9時までの試合終了を目指し、4月17日まで計32試合のナイター開始時間を15~30分早めた。「開始時間の前倒しは15分から30分、各球団で判断している」と井原敦事務局長。大阪府と兵庫県でも午後9時までの時短要請が出ているが、各球団と自治体が協議し、午後6時開始の変更はしない。4月18日以降は感染状況の推移を見守り決める。

 延長戦なしはシーズン通して12球団一律で決定も、同事務局長は「感染状況はさまざまに変わっていく。そのあたりは柔軟に考えていくのが12球団の共通認識」と付け加えた。

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