市和歌山 サヨナラ勝ちで指揮官「よく勝ち切ってくれた」 プロ注目のエース小園は「100点満点」

[ 2021年3月23日 12:00 ]

第93回選抜高校野球大会第4日第1試合 1回戦   市和歌山1―0県岐阜商 ( 2021年3月23日    甲子園 )

<市和歌山・県岐阜商> サヨナラ勝利に笑顔で駆け出す市和歌山ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 第93回選抜高校野球大会第4日は23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われ、市和歌山(和歌山)が県岐阜商(岐阜)をサヨナラで破り、2回戦進出を決めた。

 市和歌山の半田真一監督は8回まで0―0という厳しい展開に「苦しい場面もたくさんあったと思うが、よく粘ってくれた」と安ど。「流れがどっちにいってもおかしくない展開が続いていたので、8回2死満塁を抑えられた時点でちょっと苦しいかなという思いがあったが、よく勝ち切ってくれた」と語った。

 9回1死一塁から一塁走者の平林が二盗を決めた。「8回の攻撃もあったので、何とか思い切って作戦をやっていこうかなと思った」と指揮官。亀井の決勝打には「ナイスバッティングだったと思います」

 ドラフト上位候補のエース・小園については「要所要所でしっかりしたボールが投げられたと思います。ゼロに抑えてくれたので、100点満点だと思います」と称賛した。

 次戦は同じく初戦をサヨナラ勝ちで制した明豊と対戦する。「中盤ちょっとまっすぐに刺される場面があったので、しっかり修正して次に進みたい。(明豊は)打線も強いチーム。自分たちの野球をしていきたい」と前を向いた。

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