ソフトB・笠谷、工藤監督の期待に応える! 開幕2カード目初戦先発へ闘志 30日VSオリックス

[ 2021年3月23日 05:30 ]

キャッチボールする笠谷(撮影・岡田 丈靖)
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 初の開幕ローテーション入りを決めているソフトバンクの笠谷俊介投手(24)が22日、ペイペイドームで行われた投手練習に参加し、キャッチボールや体幹トレーニングなどで汗を流した。開幕2カード目のオリックス戦の初戦で先発する左腕は、21日に工藤監督から大役を伝えられ自覚が芽生えた。「火曜日(30日)と言われました。その期待に応えないといけないし、勝てるチームなので最少失点で後ろにつなげるように頑張る」とマウンドをイメージした。

 23日のウエスタン・リーグのオリックス戦で先発し、4回をめどに最終調整を行う。「無四球で、インコースを攻めたい。この前(16日DeNA戦)は追い込んでからのインコースが逆球だったのでそこは意識したい」と最終調整のテーマは明確だ。

 春季キャンプ中の紅白戦から6試合に登板。計19回を9安打2失点、防御率0・94と抜群の安定感を見せてきた。「オープン戦は悪い時に投げることが出来て、すごく充実していた」。ここまでの調整は万全だ。

 出遅れていた千賀や東浜が状態を上げているが、負けるつもりはない。「千賀さん、(東浜)巨さん、外国人の選手が来る中で自分のものが出せればいいと思う。最後まで1軍で投げたい」。プロ7年目。初めて手にした念願の開幕ローテーションは誰にも譲らない。

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2021年3月23日のニュース