阪神 新人4人が開幕キップ 1軍登録選手制となった97年以降で最多 若返る新生・矢野タイガース

[ 2021年3月23日 05:30 ]

<阪神投手指名練習>笑顔を見せる伊藤将(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 虎の「ルーキーズ」が開幕から躍動する。阪神の矢野監督がドラフト1位・佐藤輝、同2位・伊藤将(JR東日本)、同6位・中野(三菱自動車岡崎)、同8位・石井大(四国・高知)の開幕1軍入りを明言した。

 「みんな入っているんで面白い存在になる。佐藤輝が1番インパクトは強いとは思うけど」

 6本塁打した佐藤輝が強烈だが、中野も持ち味の守備だけでなくオープン戦打率・286、2盗塁と攻走でもアピールした。最下位指名の石井大は強気の投球で快投を続け、勝ちパターンの中継ぎ候補に。伊藤将は31日広島戦に先発予定で、開幕ロースターには入らない見込みだが、事実上の開幕1軍だ。

 阪神で新人4人が“開幕1軍入り”するのは、1軍登録選手制となった97年以降で最多。指揮官は「あいつら自身がつかみ取った1軍」と強調した。大きく若返った新生・矢野タイガース。その象徴たる4人がスタートダッシュの推進力となる。 (山添 晴治)

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月23日のニュース