阪神・佐藤輝 ヒッティングマーチ完成に「明るい印象のカッコいいメロディー」 新人では5年ぶり待遇

[ 2021年3月23日 05:30 ]

大声でバッティング終了の掛け声を出す阪神・佐藤輝明(撮影・北條貴史)
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 26日の開幕へ向け、阪神・佐藤輝のヒッティングマーチが「阪神タイガース応援団 ヒッティングマーチ委員会」によって作成されたことが22日、分かった。

 新人のヒッティングマーチがシーズン開幕前に作成されるのは16年の高山以来、5年ぶり。「突き進め さあ行こう 勝利に向かって 振り抜け 輝け 打て 輝明 『かっとばせー てーる!』」――。背番号8が打席に入るだけで聖地の熱気は最高潮に達するはずだが、加えて、熱い応援歌がルーキーの背中を後押しする。

 応援歌を聞いた佐藤輝は「明るい印象のカッコいいメロディーだと思いますし、歌詞も『輝け』と入れてくれて、良い応援歌と思いました。子どもの頃からプロ野球選手の応援歌に憧れがありましたし、せっかく作っていただいたのでファンの皆さんの期待に応える活躍ができるよう頑張ります」と球団を通じてコメントした。

 同委員会関係者は「頂に挑む今季のふさわしい戦力として、期待を込めて作成しました。ご本人が希望される呼び方で声援を送ることで、より力になりたいと思いを込めて『テル』とさせていただきました」と歌詞に込めた思いを明かした。

 お披露目はホーム開幕の4月2日・中日戦(京セラ)の予定。詳細は「阪神タイガース応援団 ヒッティングマーチ委員会」サイト上に掲載される。(須田 麻祐子)

 《6番構想も中軸起用あるぞ》井上ヘッドコーチは佐藤輝の打順について、6番をベースにクリーンアップでも起用していく構想を明かした。「打順の絡みに関してはベストは6番だけども、5番の方がいいかなとか3番に持っていくとかはある。何がベストか考えながらオーダーを首脳陣で組んでいきたい」。オープン戦は12試合に出場し、半分以上の7試合で6番起用されたが、開幕後は相手との兼ね合いを見ながら、打順を判断していく。

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