レイズ筒香 「6番・一塁」で先発出場 無安打も守備で魅せた

[ 2021年3月11日 07:00 ]

レイズ・筒香
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 レイズの筒香嘉智選手(29)は、10日(日本時間11日)のツインズ戦に「6番・一塁」で先発出場。第1打席は2回1死一塁でツインズ先発右腕ホセ・べリオスと対戦、初球の内角低めのまっすぐを強く叩き、右直。第2打席は4回2死二塁で2番手右腕コディ・スタシャクから四球。第3打席は5回裏に回ってきたが代打が出た。

 守備では2回1死三塁で前進守備、ツインズ林子偉の一、二塁間に飛んだゴロに横っ飛び、逆シングルでミットに収め、一塁ベースカバーの投手にアンダーハンドトスと好プレーを見せた。一方で4回2死から遊ゴロが飛んだが、マイク・ブロッソー遊撃手のワンバウンド送球をはじいて、ブロッソーにエラーが付いている。

 ケビン・キャッシュ監督は試合後「あのショートバウンドは(正一塁手の)崔志万でも難しい。今日はヨシは練習でショートバウンドに取りくんでいたが、とても自然にプレーできていた。みんなが彼の守備を評価し喜んでいる」と話した。同監督は試合前に筒香に本格的に一塁もプレーさせる意向を示し「(戦略的に)とても重要。先日崔志万が膝を痛めたが、そんな時に彼を起用できる。明後日の試合(レッドソックス戦)でも一塁を守ってもらう」と明かしていた。

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2021年3月11日のニュース