ツインズ・マエケン、データ通りの右打者斬り3回0封4K 自宅“あわや空き巣被害”アクシデントも

[ 2021年3月11日 02:30 ]

オープン戦   ツインズ1ー0オリオールズ ( 2021年3月9日    フォートマイヤーズ )

2度目のオープン戦登板後、オンラインで取材に応じるツインズの前田(共同)
Photo By 共同

 ツインズ・前田は9日(日本時間10日)、オープン戦2度目の先発で3回を投げ1安打無失点。無四球で4三振も奪い、有力視される開幕投手へ段階を上げた。前田は右打者との相性が良く、右打者を7人も並べたオ軍打線をデータ通りに圧倒。2回こそ得点圏に走者を背負ったが、初回と3回は簡単に3者凡退に抑えた。

 開口一番「かなり仕上がってきた」とうなずいた。最速93マイル(約150キロ)は前回と同じだが、あまり良くなかったというチェンジアップの感覚を「修正できた」。41球中31球(76%)がストライクだった。

 プライベートではアクシデントがあった。米情報サイト・TMZはロサンゼルス近郊の自宅が空き巣に狙われたと伝えた。7日夜に3人組が窓を割って侵入を試みたが、警報が鳴ったため逃走したという。事件当時、家族は不在で警察が捜査中としている。

 「もう少し細かい制球を上げ、打者を抑える感覚を取り戻していきたい」と次戦を見据えた前田。開幕へ向け、その視界は良好だ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月11日のニュース