レイズ・筒香 一塁守備「だいぶ慣れてきた」 打席での感覚も「だんだん良くなってきている」

[ 2021年3月11日 07:45 ]

レイズ・筒香
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 レイズの筒香嘉智選手(29)は、10日(日本時間11日)のツインズ戦に「6番・一塁」で先発出場。第1打席は2回一死一塁でツインズ先発右腕ホセ・べリオスと対戦、初球の内角低めのまっすぐを強く叩き、右直。第2打席は4回二死二塁で2番手右腕コディ・スタシャクから四球。第3打席は5回裏に回ってきたが代打が出た。

 守備では2回一死三塁で前進守備、ツインズ林子偉の一、二塁間に飛んだゴロに横っ飛び、逆シングルでミットに収め、一塁ベースカバーの投手にアンダーハンドトスと好プレーを見せた。一方で4回二死から遊ゴロが飛んだが、マイク・ブロッソー遊撃手のワンバウンド送球をはじいて、ブロッソーにエラーが付いている。

 筒香の試合後の一問一答は以下の通り。

 ――一塁守備。
 試合の感覚もだいぶ慣れてきた。あと何回か守ればもっと良いものになる。

 ――難しい修正点は。
 僕は三塁とレフトの守備につくことが多かったので、見え方、角度が違う。そこは慣れてきたんですけど、レイズの場合はいろんなシフトを取りますので、自分より右に行った打球はシフトでセカンドがいるので取らない場合もありますし、自分の右側がいない場合もある。そこは確認しながらやっている状況です。

 ――ショートバウンドは取りたかった。
 そうですね。ファーストの守備の中で大事な要素。向上できれば。

 ――打席での感覚は。
 昨年とは全く違っていて、一昨日がオフだったが、その前のクールまでは試合の結果どうこうよりも、オフの身体の張り方とどうしても違うので、わざと身体にいろんな刺激を入れたりしてきました。このクールもまだそういう身体の段階ではありますが、感覚はだんだん良くなってきています。

 ――初球から打ちにいってる。
 構えから右足が上がって着いた時のバランスが、どこの球でも対応できるようにと練習でいろいろやっている。毎日身体が変化していっている中で、今日は感覚も良かったですし、整っていたので、初球から行こうと試合に入りました。

 ――ボールの見逃がし方だが、自分の中でタイミングを取れて見逃せている感じなのか。
 そうですね。前クールではまだそこが薄い感じでしたが、今日はいい形だった。

 ――ホームランが期待されるが。
 結果を出していかなければならない時期は必ず来る。そういう時に向けても、あわてず冷静に落ち着いてやっています。

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2021年3月11日のニュース