ソフトバンク・和田が40歳誕生日に不惑の誓い 40代2桁勝利&今井超え球団最年長登板

[ 2021年2月22日 05:30 ]

40歳の誕生日を迎えた和田は笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの宮崎キャンプ第5クール最終日の21日、和田毅投手が40歳の誕生日を迎えた。ベテラン左腕はパ・リーグ史上初となる40歳左腕での2桁勝利に加え、今井雄太郎(当時ダイエー)が持つ41歳10カ月の球団最年長登板記録更新も狙うこと誓った。

 選手や報道陣からたくさん「お誕生日おめでとう」と声を掛けられた和田は、照れくさそうに笑った。

 「まさか40歳の誕生日をキャンプで迎えられるとは。(ホークスの)選手で40代は僕しかいないので不思議な感じです。40という年になりましたけど、ただ年が一つ増えただけ。若い選手に負けないように頑張ります」

 金字塔を目指す。球団の最年長登板記録は、昭和最後の完全試合達成投手、今井雄太郎が持つ41歳10カ月。和田がこの記録に達成可能なのは2023年シーズンとなるが「契約は来年まである。ケガせず1軍で投げられれば可能性はあるので、そこを目指したい」とキッパリ。球団記録更新への意欲は強い。

 今季の快挙も狙う。40代の左腕で2桁勝利を挙げたのは過去6人。そのうち左腕は巨人・工藤公康(04、05年)、中日・山本昌(06、08年)阪神・下柳剛(08年)の3人で全てセ・リーグ。和田が達成すればパ・リーグの左腕史上初となる。「40という年で2桁勝利を取りたい。監督は41、42歳と2年連続で2桁勝利を挙げているのでそれに続けるように頑張りたい」と、その先にある指揮官超えも視野に入っている。

 楽天・田中将の存在も刺激になっている。自身と同様にメジャーを経て古巣に復帰。対戦が実現すれば07年以来14年ぶりだ。「1軍で投げている以上、そういう機会もあると思う。ファンの皆さんが楽しんでもらえるよういいピッチングができるよう頑張りたい」と心待ちにした。「7年間フルで向こうでやっていて、もう日本のマウンドや環境にアジャスト(適応)するのはさすが」と日米通算177勝の右腕を称えたが、負けるつもりはない。

 開幕ローテーション入りへ、調整は上々。初実戦となった19日の紅白戦では2回を無失点の好投。「若い選手が40歳を迎えた時に、“和田さんはこんな結果を残した”と指標になれるよう頑張りたい。1年でも長くやって、やり切ったと言える時までやり続けます」。不惑のベテランは、衰えを全く感じさせない。

 ☆和田VS田中の過去の対戦VTR 07年5月2日(ヤフードーム)の1度だけ。和田は入団4年目で田中は高卒1年目だった。左腕は山崎に2、4回に2打席連続本塁打を浴びるなど7回7安打4失点で降板。同年の自身初黒星でチームの連勝も9で止まり「申し訳ない気持ちでいっぱい」。一方の田中は7回5安打2失点でプロ2勝目。プロ初登板となった同年3月29日のソフトバンク戦では1回2/3を6失点KOで涙を流したが、リベンジを果たした。

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