ロッテ・安田 「軸足で地面削れ」松中臨時コーチの教え実行の今季1号

[ 2021年2月22日 05:30 ]

練習試合   ロッテ5‐4DeNA ( 2021年2月21日    宜野湾 )

3回2死、右越えソロを放つ安田(撮影・島崎忠彦)
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 主役は俺たちの世代だ!高卒4年目で99年世代のロッテ・安田尚憲内野手(21)が21日、DeNAとの練習試合の3回に今季1号。今春キャンプでは平成唯一の3冠王である松中信彦臨時コーチ(47)の教えを受けた長距離砲が成長の証を見せた。同世代の日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)も中日戦の4回に1号。楽天の田中将ら88年世代に注目が集まるが、次世代のスター候補生からも目が離せない。

 沖縄の大地をしっかり削った。3回2死走者なし。安田のバットが上茶谷の133キロのカットボールを捉えた。「自分のスイングをしようと心がけた」という打球は快音を残し、ライナーで右中間席に突き刺さった。

 松中臨時コーチと猛特訓した石垣島キャンプを打ち上げ、本島に移動して実戦5試合目。豪快な「今季1号」だった。この試合前まで通算14打数2安打。ここ2試合は無安打だっただけに「ずっと結果が出てなかったけど積極的にバットが振れた」と相好を崩した。

 平成唯一の3冠王である松中コーチの教えの一つが「(軸足の)左足で地面を削れ!」。指定強化選手に名指しされ、キャンプ初日から居残り練習を課された。下半身を使うため、右足を上げたままの状態や腰を落とした状態で数秒間静止した後にティー打撃を実施。地獄のメニューで足がつりグラウンドに崩れ落ちたこともあった。

 初回の第1打席も「教え」を生かした。松中コーチと取り組んだテーマの一つが「直球を強く振る」。1ボールから甘く入った2球目の直球を強いスイングで中前にはじき返した。2打席で交代したが、その後は室内練習場でマシンを相手に1時間半の打ち込み。「もっともっとやらないといけない。打撃は簡単に身につくものじゃない」と言う安田について、井口監督も「打球がなかなか上がってなかったが、本人もいろいろ考えながらやっている」と目を細めた。

 宜野湾で3年連続本塁打も「この時期、自分はアピールをしなければいけない」と言う。昨季は87試合で4番も6本塁打。一年を通してコンスタントに打たなければ意味がない。15日で一度チームを離れた松中コーチはあす23日からの宮崎遠征で再合流する。「去年の悔しい思いは忘れない」と安田。「松中流」を貫き、大打者への道を歩む。(君島 圭介)

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