完璧、貫禄の3回無失点 広島・森下、初の対外試合で快投 名乗り上げた開幕投手へまっしぐら

[ 2021年2月22日 05:30 ]

練習試合   広島3ー4阪神(特別ルール) ( 2021年2月21日    宜野座球場 )

<神・広>力投する広島・森下(撮影・椎名 航)
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 広島・森下暢仁投手(23)は21日、今春初の対外試合登板となる阪神との練習試合に先発して、3回無失点と好投した。毎回得点圏に走者を背負うも、最速152キロを計測して、被安打3、無四球。開幕投手争いに名乗りを上げた責任を果たすかのように、上々のスタートを切った。

 得点圏に走者を背負えば、ギアを少し上げて片付ける。力の入れ具合を測りながらの無失点投球は、森下の調整が万全に進んでいることを示していた。

 「一つ一つの球種をしっかり試せた。ファウルを取れるときもあれば、捉えられるところもあったので、その辺はいろんな工夫をして取り組んでいきたいと思います」

 3イニングともに得点圏に走者を背負った。初回2死無走者から佐藤輝に右中間への二塁打を許すも、陽川をカウント1―2からのカーブで空振り三振。2回1死二塁からは梅野を二ゴロ、山本を中飛と計3球で切り抜けた。3回は羽月の失策で2死二、三塁とされるも、陽川をカーブで見逃し三振。得点圏に走者を背負って迎えた打者4人を無安打に抑えて、得点圏被打率・228を誇った昨季同様の勝負強さを披露した。

 「(得点圏は)やっぱり点を取られたくないという、ただそれだけです。前に打球を飛ばされないように意識しました」

 最速は152キロを計測し、早くも残す課題は変化球の制球力を上げる程度と言える。佐々岡監督からは「(今日の課題は)チェンジアップが決まらなかったぐらい。直球にしても問題ないと思う」と評価された。全37球のうち、チェンジアップは4球のみ。好調時は勝負球のカットボールに加えて、カーブ、チェンジアップの投球頻度が増すだけに、今後は変化球の感覚を上げていく段階に入る。

 前日20日には、開幕投手を争う大瀬良が1軍に合流した。「やっぱり(大瀬良と)競争していきたいと思っている。食らいついていきたい。自分の持っている全てのものを毎回出して、結果を残して首脳陣にアピールしたい」。20日のヤクルトとの練習試合で九里、薮田、遠藤がそろって2失点し、この日は床田がアクシデントで緊急降板。まだ万全とは言えない先発陣にも惑わされず、2年目にして別格の雰囲気を漂わせる。 (河合 洋介)

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