阪神・井上が兄貴分襲名 唯一の高卒新人・高寺誘い合同トレ「慣れるまでは一緒に」

[ 2021年1月17日 05:30 ]

阪神・高寺とキャッチボールを行い笑顔を見せる井上
Photo By 代表撮影

 高卒2年目の阪神・井上が9人の新人で唯一高卒選手のドラフト7位・高寺(上田西)の“兄貴分”襲名だ。

 新人合同自主トレ、強化指定練習がともに休日だったこの日、2人はそろって休日を返上し、鳴尾浜でキャッチボールや室内打撃で約1時間半、汗を流した。「自分らの場合(高卒)5人で一緒にやれてたと思うんですが、(高寺は)高卒1人なんでやりづらいのもあると思う。慣れるまでは一緒にできる部分はあると思うので」

 先輩としての自覚は十分だ。この日も自ら声をかけ、練習に誘ったという。「向こうからやりましょうって時もあるし、自分から練習していないな、と思ったら言ったりもあります」。気遣いだけでなく「見て学べるところは学んでっていうのはやっぱり大事」と後輩の打撃練習も参考にするなど、自らの向上にも余念がない。

 「自分が入ったときも一つ上の小幡さんにたくさん教えてもらったので、それを次の後輩に教えていけるようにしていけたら」。プロで初めてできた後輩への全力サポートを約束した。

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