センバツ出場確実な東海大甲府 村中監督「村中恭兵より勝てる」、左腕・若山に期待

[ 2021年1月17日 19:18 ]

選抜での好投を誓う東海大甲府・若山 (撮影・光山 貴大)
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 昨年の秋季高校野球関東大会で4強入りし、センバツ出場が確実な東海大甲府(山梨)が17日、甲府市の同校グラウンドで練習を公開した。

 センバツが有観客で開催する準備を進めることに対し、村中秀人監督は「最善策をつくして可能な限り観客が入場できれば」と話した。エースで最速139キロ左腕の若山恵斗(2年)は「感謝の気持ちです。残された期間で足りない部分を磨いていきたい」と意気込んだ。

 身長1メートル73の若山はマウンド度胸と高い制球力が武器。昨秋の関東大会は1回戦で細田学園(埼玉)に9回1失点、10奪三振で完投勝利。準々決勝は東海大相模(神奈川)のプロ注目左腕・石田隼都(2年)と投げ合い、9回1失点完投勝利を挙げ、センバツ出場の当確ランプを灯した。

 村中秀人監督は成長著しい左腕を同校OBの村中恭兵(元ヤクルト)と比較し「(同時期では)気持ち、コントロールは若山が上。試合に勝てる投手」と評する。

 投手として甲子園通算6勝を挙げた指揮官の下で成長したサウスポーが初の聖地に挑む。

 ◆若山 恵斗(わかやま・けいと)2003年6月7日生まれ、埼玉県出身の17歳。小1で野球を始める。蓮田中では硬式の中野リトルシニアでプレー。東海大甲府では1年秋からベンチ入りし、2年秋は背番号1。50メートル6秒7。遠投100メートル。左投げ、左打ち。1メートル73、77キロ。

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2021年1月17日のニュース