明石商・中森 3回7K完封で初戦突破!巨人など3球団が視察「1年目からローテ入れる力ある」

[ 2020年7月25日 05:30 ]

兵庫大会2回戦   明石商11―0高砂 ( 2020年7月24日 )

<兵庫大会 高砂・明石商>先発し3回無安打無失点と好投した明石商・中森(撮影・平嶋 理子)
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 最速151キロを誇る今秋ドラフト上位候補の明石商・中森俊介(3年)が先発し、3回を無安打無失点。雨の悪条件でもこの日最速の148キロの直球を主体に7三振を奪い、5回コールドの初戦突破に貢献した。

 高校No・1投手は「真っすぐで空振りやカウントを取れたのは良かった」と手応えを口にした。ただ、満足する様子はなく「1四球を出してしまった」と完璧を求める。巨人など3球団が視察し、阪神の和田豊テクニカルアドバイザーは「高校生ではトップクラス。1年目からローテーションに入れるくらい力のある投手」と即戦力の評価を与えた。中森は「まだ7、8割。まだまだ投げられると思います」と腕をぶす。

 ◆中森 俊介(なかもり・しゅんすけ)2002年(平14)5月29日生まれ、兵庫県丹波篠山市出身の18歳。福住小3年から「多紀野球少年団」で競技を始める。篠山東中では軟式野球部に所属し、3年夏から「三田ボーイズ」でプレー。明石商では1年春からベンチ入りし同年秋からエース。1年夏から4季連続で甲子園出場。1メートル82、86キロ。右投げ左打ち。

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