高松南が接戦制し初戦突破 ドラフト候補捕手の古市が2安打2得点で貢献

[ 2020年7月25日 12:47 ]

令和2年度香川県高等学校野球大会   高松南4―3香川高専高松 ( 2020年7月25日    レクザムスタジアム )

<高松南・香川高専高松>1回裏、高松南・古市は同点の生還を果たしナインとハイタッチ
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 今秋ドラフト候補に挙がる高松南・古市尊捕手(ふるいち・たける=3年)が3打数2安打、勝ち越しの生還を含む2得点で初戦突破に貢献した。

 「1番・捕手」で先発。1点を追う1回裏、右安打で出塁すると犠打と失策で三塁まで進み、敵失の間に同点のホームイン。1点を追う7回2死二、三塁では二塁走者として、4番・亀山の右安打でヘッドスライディングで勝ち越しの生還を果たした。

 「ベースランニングには自信があります。相手のタッチを交わしてうまくくぐれました」

 自身が「持ち味」と言う肩の強さは、遠投102メートル。盗塁を刺す場面こそなかったが、イニング間の二塁送球では低い球筋でコンスタントに1・9秒台を計測し、視察に訪れた巨人やオリックスなど4球団のスカウトをうならせた。

 26日には連戦で観音寺総合戦が控える。

 「チームの勝利が一番ですが、自分もこの夏は結果を残さないといけない。次はコールドで勝つくらいの気持ちでやりたい」
 夢のプロの舞台に立つために、アピールを続けていく。

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