DeNA・佐野 覚悟の「C」マーク 風格増す25歳

[ 2020年7月25日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA9―6広島 ( 2020年7月24日    横浜 )

<D・広>ヒーローインタビューを終え笑顔でポーズを決める佐野(撮影・会津 智海)
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 プロ野球界の正月と言われる2月1日。佐野は、レイズに移籍した筒香から引き継いだ「主将」の覚悟を示した。沖縄とはいえ海が近い宜野湾は風が強く、肌寒い。選手らは久々に袖を通したユニホームの上から練習着を羽織っていた。しかし佐野は「C」のマークが左胸に刻まれたユニホーム姿で登場。打撃練習でも唯一、ピンストライプのユニホーム姿のままバットを振っていた。

 後日、その真意を聞いた。「そういうのを気にしていたわけじゃないんですよ。試合と同じように、ユニホームでバッティング練習をしたかったんです」と言うと、少し間を置き「でも、そういうふうに周りが見てくれたんだったら、ありがとうございます」と笑った。プロ4年目にして主将&4番の大抜てき。日々、風格は増している。 (DeNA担当・町田 利衣)

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2020年7月25日のニュース