レイズ筒香が鮮烈デビュー メジャー初安打が初本塁打 開幕戦黒星も日本人5人目の初陣弾

[ 2020年7月25日 11:06 ]

ア・リーグ   レイズ4―6ブルージェイズ ( 2020年7月24日    セントピーターズバーグ )

5回の第3打席でメジャー初本塁打を放ったレイズの筒香嘉智(AP)
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 レイズの筒香嘉智外野手(28)が24日(日本時間25日)、本拠地セントピーターズバーグでのブルージェイズとの開幕戦に「3番・三塁」で先発出場。5回の第3打席でメジャー初安打となる今季第1号本塁打を放つなど4打数1安打2打点だった。試合は4―6で敗れたが、鮮烈なメジャーデビューを果たした。

 第1打席は二ゴロ、第2打席は死球で出塁した筒香。待望の瞬間が訪れたのは、1―6とリードされた5回2死一塁で迎えた第3打席だった。フルカウントからの6球目、外角への直球を逆方向へはじき返すと、打球はそのまま左中間スタンドに着弾した。

 韓国出身でドジャースから移籍した左腕の柳賢振(リュヒョンジン)から放った記念すべき一発。日本選手の大リーグデビュー戦での本塁打は04年松井稼頭央(メッツ)、06年城島健司(マリナーズ)、08年福留孝介(カブス)、16年前田健太(ドジャース)に続き5人目となった。

 筒香の一発で点差を縮め、8回には前阪神のドリスを攻めて1点を奪ったレイズだったが、反撃はあと一歩及ばず。筒香も7回の第4打席は捕邪飛に倒れ、9回の第5打席は左飛に倒れた。メジャー初陣を白星で飾ることはできなかったが、和製大砲が存在感を示した。

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