緊急先発の巨人・沢村 4回途中2失点でお役御免、1死満塁ピンチで降板 リリーフ大江が2球でピシャリ

[ 2020年7月25日 19:32 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2020年7月25日    神宮 )

<ヤ・巨>4回1死満塁の場面でリリーフし、坂口を併殺に打ち取り、チームメートに迎えられる巨人の2番手・大江(中央)=撮影・木村 揚輔
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 巨人の沢村拓一投手(32)が25日、右肩に違和感を訴えて予告先発を回避したサンチェスに代わってヤクルト戦(神宮)に緊急先発。4回途中4安打2失点で降板した。

 初回に丸の2戦連発となる6号ソロで先制点をもらった沢村だったが、その裏、1死から山田哲に二塁打されると、続く青木に内角高めの152キロ直球を右翼スタンドに運ばれる逆転2ランを被弾。1―2で迎えた4回に安打、死球に味方の失策もあって1死満塁のピンチとなったところで降板となった。

 今季初先発だった沢村の投球内容は3回1/3で打者18人に対して62球を投げ、4安打2失点。3三振を奪い、与えた四死球は3つだった。

 なお、1死満塁で沢村をリリーフした高卒4年目左腕・大江はわずか2球で坂口を二ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出している。

 ▼巨人・沢村 (急きょ先発を告げられたことについて)急に言われたので緊張する暇もなかった。試合の中でピッチングのメリハリをつけることが出来ればよかったと思う。ただ、試合を壊さず流れを作れたことは良かったと思います。昨日も、中継ぎ投手陣で同点に持ち込んだので、今日も中継ぎのみんなで乗り切りたいし、いい形でバトンをつなげていってほしい。

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