阪神・矢野監督 「2番・近本」案は継続 昨季の1番から、より攻撃的に「現状はしたいなと思っている」

[ 2020年5月28日 05:30 ]

2番構想が進む阪神の近本光司外野手
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 阪神の矢野燿大監督(51)が27日、球団を通して取材対応し、今季の象徴の一つ「2番・近本」プランを継続することを明かした。6月2日から14日までの練習試合の日程も発表され、近日中には紅白戦も実施される見込み。万全の準備で6・19へ向かい、開幕ダッシュをめざす。

 攻撃的な打順を組む――。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕は当初の3・20から6・19日へ大幅に延期となっているが、阪神・矢野監督の打線構想にブレはない。球団を通して不変の決意を示した。

 「現状は2番・近本にしたいなと思っています。シーズンが進む中で変わっていくのは、もちろんある。ただ、今の段階ではそれでやっていきたいと思っている」

 指揮官の肝いりのプラン。理想と描く打順を今の時点で変更するつもりはない。近本は入団1年目の昨季は主に1番でリーグの新人記録を更新する159安打を放ち、タイトル奪取となる36盗塁を決めた。今季もそのまま1番でも機能はするだろうが、より発展させるために今季は2番に指名。すでに実戦18試合で先発出場して54打数16安打(・296)、3本塁打、11打点と、打順が一つ下がっても一定以上の手応えは得ていた。

 開幕が約3か月遅れたことで、今季の試合数も予定されていた143試合から120に減少。矢野監督は「(どこがヤマ場というよりも)1試合1試合、全力を尽くして戦っていくのが基本的な考え方。でも、120に減ったということは、より開幕ダッシュをしたいのはどこも思うこと」と1試合の重みをより大きく感じ、開幕ダッシュ失敗が致命傷にもなる可能性を覚悟もしていた。

 同じく球団を通じて対応した井上打撃コーチも同調する。「矢野監督の中では決意していると思うので、そこについてあれこれ提言するつもりは今のところないかな。基本的に2番・近本が軸になっていく」

 6月2日から4カード12試合の練習試合も正式に発表され、さらに近日中には紅白戦も実施される見込み。基本的に全ポジション競争を打ち出している矢野監督だが、改めて明言した「2番・近本」は残された準備期間で動かすつもりはない。(山本 浩之)

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