楽天・戸村打撃投手　打球額に受け頭蓋骨骨折　1～2週間入院へ

グラウンドに倒れ込んで救急車の到着を待つ戸村打撃投手と心配そうに見つめる三木監督や球団スタッフ
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　楽天は19日、戸村健次打撃投手（32）が沖縄県内の病院で頭蓋骨多発骨折と軽度の前頭葉脳挫傷と診断されたと発表した。1～2週間程度入院し今後の治療方針などを決める。同打撃投手は沖縄県金武町で行われた1軍キャンプで、自らの前に置かれた防護ネットのフレームに当たった打球を額に受けて倒れ込み救急搬送された。

　この日、安部井寛チーム統括本部長は「脳振とうの症状は現在ないが、この後、腫れが出るなどのリスクが高い。骨折しているので形成手術の可能性もある」と説明。球団は安全対策として打撃投手にヘルメットの着用を義務付けた。