レイズ・筒香の中学時代“恩師”感慨 堺ビッグボーイズ・瀬野氏「“あんな選手いたんだね”と驚かれた」

[ 2020年2月20日 05:30 ]

フリー打撃で柵越え弾を放つ筒香(右奥はオーナーのスチュアート・スターンバーグ氏)(撮影・会津 智海)
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 18日グラウンドでレイズ・筒香を感慨深げに見守る人がいた。堺ビッグボーイズの瀬野竜之介代表(49)だ。中1時は背も高くなく、ぽっちゃり体形。2年時から背が伸びだしたが、成長痛により膝や腰を痛め、練習を休まなければならなかった。それでも「野球をうまくなりたいという思いは強かった」と瀬野氏。

 練習量をセーブさせながら外野で体操をするよう命じた。「牛の放牧と一緒。大きくなるためにはのんびり草を食べる期間が必要」。1、2年時はトップチームの20人に入れなかった筒香が、徐々に頭角を現し「大きな体で大きなホームランを打ち、周りの人から“あんな選手がいたんだね”と驚かれた」と回想した。

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2020年2月20日のニュース