U18監督に明徳義塾の馬淵氏 甲子園通算51勝の名将 15年大阪桐蔭・西谷監督以来の兼任

[ 2020年2月20日 05:30 ]

明徳義塾・馬淵監督
Photo By スポニチ

 日本高野連は19日、U18高校日本代表チームの監督に明徳義塾・馬淵史郎監督(64)を選任したことを発表した。現役監督が代表を兼任するのは13、15年のU18W杯で指揮を執った大阪桐蔭・西谷浩一監督以来。日本高野連・小倉好正事務局長は「実績、人物、勝負に懸ける情熱。指導力も含め、いろんな角度から見て決めました」と話した。

 馬淵監督は02年夏の甲子園で初優勝を果たし、春夏合計の監督通算勝利数は歴代4位タイの51勝。今後は4月3日からの研修合宿に参加し、今夏の甲子園大会後に開催される第13回BFAU18アジア野球選手権(台湾)に出場する。任期は21年のW杯までとなる。

 コーチには花咲徳栄・岩井隆監督、智弁学園・小坂将商監督、沖縄尚学・比嘉公也監督を選任。甲子園優勝監督で首脳陣を固めた。昨年のW杯では5位。重厚な布陣で初優勝を狙う。馬淵監督は高野連を通じ「代表チームの誇りを持ち、闘志を前面に出し、目標に向かって挑戦していきます。高校球児を目指す子供たちに夢を持ってもらえるような戦いを目指していきます」と抱負を語った。

続きを表示

2020年2月20日のニュース