レッズ・秋山 キャンプ初日から存在感 フリー打撃で.606「いい緊張感を持っていい練習」

[ 2020年2月20日 05:30 ]

キャンプイン初日にフリー打撃で鋭い打球を飛ばす秋山
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 レッズの秋山が18日、メジャー1年目のキャンプインを迎え、存在感を示した。フリー打撃で33スイングし、柵越えゼロながら安打性の当たりは20本。同組で昨季27本塁打のカステラノス、同19発のアキーノが長打力を見せたのに対し、.606の「打率」で広角に鋭い打球を飛ばした。

 「(2人の)打球の質、飛び方(角度)が日本では見ることができない。逆に自分を見失わないで済む。自分の居場所を見つけるには、どれだけ確率よくコンタクトできるか。再認識できました」

 球団初の日本選手。首脳陣、地元メディアから品定めの視線が注がれた。口々に「アリガトウゴザイマス」などと日本語で声を掛けたナインからも注目された中で「いい緊張感を持っていい練習ができた」と振り返った。

 外野守備でも左中間最深部への飛球を背走し好捕。打球が飛びやすいとされるアリゾナのキャンプで「今、試合に向けてできることは、(攻守で)打球感を合わせること」と意欲的だった。 (グッドイヤー・笹田幸嗣通信員)

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