大谷に追い風!二刀流復活“お助け”新ルール「IL入りせずにマイナー出場」可能に

[ 2020年1月19日 06:00 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスのビリー・エプラーGM(44)は17日(日本時間18日)、一昨年に右肘のじん帯再建手術を受けた大谷翔平投手(25)の二刀流復帰に向け、今季から導入される新ルールをフル活用する方針を示した。昨季まで不可能だったメジャーでの野手出場とマイナーでのリハビリ登板を並行させるもの。投手復帰が5月にずれ込む可能性が浮上している中で、新ルールが追い風となる。

 ルーキーイヤーの18年から大谷の二刀流のかじ取りをしてきたエプラーGMが、声をはずませた。この日、「MLBネットワーク」のラジオ番組に出演。今季の起用法について「投手のリハビリとしてマイナーで登板し、翌日に打者としてメジャーの試合で使う選択肢もある」と語った。

 昨年3月。「投手」「内野手」などに加えて、新たに「二刀流選手(Two―Way Player)」登録の20年からの導入が決まった。これに伴い、エプラーGMは1年間、大リーグ機構の担当者と話し合いを重ねてきた。「最終的に、ここ数週間でいくつかのルール変更がなされた」。これまでは負傷者リスト(IL)に入った選手でなければマイナーでのリハビリ出場はできなかったが、ILに入れず出場可能になったのが、その一つだと明かした。

 今季から出場選手登録枠も25人から26人に増える。マイナー出場する選手の代わりに別の選手をベンチ入りさせることはできないというが、エプラーGMは「日本ハム時代も、エンゼルスでの1年目も、彼が投げる前後の日は休みを与えてきた」と説明。大谷の起用法によって生じる「マイナス1枠」に関しては心配していない。

 エプラーGMは昨年12月、大谷の投手復帰について「(開幕後)すぐに投げるか、少し遅らせるか議論中」と語り、5月にずれ込む可能性を示していた。しかし、その場合でも4月中はDHとしてメジャーで出場し、チームに貢献できる。エ軍の開幕ダッシュと大谷の二刀流復帰に向け、万全の環境が整った。

 ≪「二刀流枠」投打の規定設置 ワンポイント登板は禁止に≫今季から新設される二刀流選手は、投手として20回以上を投げ、打者として20試合以上に先発して1試合3打席以上に立てば登録できる。また、今季からのルールとして「ワンポイント登板」は禁止に。故障などアクシデントがない限り、投手は最低打者3人か、回の終了まで投げなければならない。投手のIL入り期間は現在の10日間から16年シーズンまでの15日間に戻る。

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