中日・大島 恩師・高木氏の2274安打超え誓う「2000本全てのヒットをドラゴンズで」

[ 2020年1月19日 05:30 ]

ペッパーでバットの感触を確かめる大島(撮影・後藤 正志)
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 中日・大島が18日、大阪・貝塚市の日本生命スタジアム室内練習場で自主トレを公開した。今オフ、海外フリーエージェント(FA)権を行使せず残留を決めたチームリーダー。17日に急死した高木守道氏の2274安打を最終的に超えることで、恩返しすることを誓った。

 「(目標の)2000本安打すべてのヒットをドラゴンズで打ちたい」

 3年目の12年、初めて規定打席到達をクリアしたシーズンで、指揮を執っていたのが同氏だった。「フルにシーズンで使ってもらって感謝している。その時代があったので、今がある」。過去10シーズンで積み上げた安打は1442本。キャリアの礎を築いてくれた先輩の気持ちに応える覚悟だ。

 35歳で迎える今季だが、昨季は自己2番目の30盗塁を記録するなど、まだまだ若い。「盗塁のキャリアハイも目指していきたい」。この日は午前10時過ぎから午後4時まで内容の濃いトレーニングに取り組んだ。14年の186安打、12年の32盗塁が自己最多。貪欲に自分超えを果たす。(田中 貴久)

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