板東英二氏、ラジオで高木守道さん偲ぶ「葬儀所の人も悲しんで…人に残念がられるって本望」

[ 2020年1月19日 16:40 ]

高木守道氏
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 元中日投手でタレントの板東英二氏(79)が19日、パーソナリティーを務めるCBCラジオ「板東サンデー」に出演。17日に急性心不全のため78歳で死去した元中日監督の高木守道さんを偲(しの)んだ。

 高木さんは昨年12月5日に名古屋市内で行われた教え子の立浪和義氏の野球殿堂入りを祝う会に出席し、元気な姿を見せた。年が明けた今月12日には同番組に出演し、板東氏と現役時代の話に花を咲かせていた。

 板東氏は昨日遺体と対面したといい、「(家族の方に)“板東さんお世話になりました”と言われたのですが、世話していません。人に迷惑を掛けるような人間じゃなかった」。

 「葬儀所の方の中にもね、ドラゴンズファンがいらっしゃって。“残念ですね”って悲しんでいて。守道はたいしたもんだなあと。人に残念がられるって本望じゃないですか」と語った。

 久しぶりに高木さんの子供や孫たちに会った板東氏は「孫を入れると家族が15人くらいいましたかね。正直に言います。元気のうちでよかったなあって。ご遺体を見たら、幸せそうな顔をしていた。そのうち起きてくるんじゃないかなって思うくらい。起きてきたら一番困るのが、なっちゃん(夫人)ですよ(笑)。眠るようにというのは、ああいう顔をするんだなあと」とコメント。

 リスナーから「板東さん応援していますよ。元気だしてください」と気遣うメッセージが寄せられると、板東氏は「いえ、アイツがおらんようになってから、せいせいしてますよ」と強がってから「はっきり言います。残念だねえ…残念」と悲しんだ。

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