ダルビッシュ YouTubeをシーズン中も継続「前例をつくるのが大事」

[ 2020年1月19日 05:31 ]

カブスのダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュが、このオフ精力的に行っているYouTubeでの動画配信を、キャンプ中やシーズン中も継続していくと明かした。17日にシカゴでファン感謝イベントに出席した右腕が、現在、手応えを感じているのは、ピッチングの技術的な部分を伝えることだ。

 「前例をつくるのが大事。(自著で握りなどを公開した)『変化球バイブル』も最初は批判がありましたし、YouTubeも、“野球だけやってそういうことはするな”という人がいるけど、プロ・アマ規定があって、選手側が直接教えることができない。抜け道じゃないけど、YouTubeとかSNSで、自分の技術を出すことは全く問題ないと思っている。最初の道をつくって、いずれほとんどの選手がユーチューブでを自分の技術をどんどん出すようになればいいな、と思ってやっています」

 18年から配信を開始し、現在のチャンネル登録者数は約43万人。語る内容はさまざまなジャンルにわたるが、自らの投球を解説する動画には特に大きな反響があるという。撮影などの作業にはすっかり慣れた。「難しいものかなと思っていたけど、意外に、覚えてしまうと自分で全部できるし、編集とかも頼まなくても良い。しかも、パソコンとかも結構使えるようになった。いろんなことを知ったのでよかった」。2月のキャンプイン後の配信についても「もちろん。そんなに難しいことではない。30分あればアップできますから」と即答した。

 ダルビッシュの発信した内容はネットでたびたび取り上げられ、大きな影響力を持つ。ただ、既存のメディアとは区別して考えている。「僕自身は個人のメディアとして、既にあるメディアの人たち(との境界線)を越えようとはしないでおこうと。そこはちゃんと線引きはしたいなと」。例えばシーズン中、試合があった夜にも配信する予定だが、試合直後に記者に取材を受けた内容に言及するのは避けるという。

 「聞かれたことを、僕が帰ってすぐにYouTubeに上げてしまったら、その記事に新鮮さがなくなってしまう。聞かれたことを話すにしても、記事が出てからにするとか、そういうのは考えています」。打者を圧倒するマウンド上とは別の顔。「ユーチューバー」ダルビッシュはマイペースかつ、自然体で発信する。(奥田秀樹通信員)

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