ソフトB・千賀「日の丸エース道」を吸収 ソフト上野&G菅野と豪華自主トレ「見て学べた」

[ 2020年1月19日 05:30 ]

左から)上野、菅野と並んでキャッチボールする千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・千賀滉大投手(26)が18日、福岡県久留米市で「鴻江スポーツアカデミー」が主催する合宿に参加。巨人・菅野智之投手(30)、女子ソフトボール日本代表の上野由岐子投手(37)から「エース道」を吸収し、夏に東京五輪も控えるプロ10年目に臨む。

 今年初の本格投球。マウンドに上がった千賀は捕手を座らせ14球を投じた。バランスのいいフォームから切れのある直球を投じ「強い球を投げるのは今日が初めてだったが投げられた。(鴻江)先生とも話して頭の中を整理できた。やりたいことがやれてると思う」と納得の表情だった。

 東京五輪が控える特別なシーズン。侍ジャパンのエースとしてチームをけん引して世界の頂点に立つため、先輩アスリート2人と時間を共有した。同合宿は初参加で、東京五輪では自身とともに先発の両輪として期待される菅野とは投球談議に花を咲かせ「今の日本でトップの投手。見て学べて話もしてもらった。そういう存在がいるだけで引き締まった」と感謝。他競技ながら育成時代から合同練習を行う上野についても「話していって成長したいと思わせてくれる存在」と刺激を受けた様子だった。

 今季は3年連続での開幕投手の本命に挙がる千賀は「去年はリーグ優勝ができなかったことが心に残っている。143試合を戦って一番になれるように、チームのみんなで戦っていけたら」と気を引き締める。狙うは東京五輪での金メダルと3年ぶりV奪還。菅野、上野と共有した時間を結果につなげる。 (川島 毅洋)

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