【20年版球界新士録(5)】ヤクルト6位・武岡 G坂本イズムで成長!いざ憧れ続けた競演へ

[ 2020年1月19日 09:00 ]

ヤクルトのドラフト6位・武岡
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 巨人・坂本に憧れ続けた男がいよいよ同じ世界に入る。八戸学院光星出身の武岡は「小4ぐらいの時、テレビで(試合を)見て、かっこいいなと。坂本さんのようになりたいと思って光星に行きました」と目を輝かせた。高校の寮の部屋に徳島の自宅から持ち込んだ先輩のポスターを貼っていたほど。対戦を夢見て新人合同自主トレで基礎を磨いている。

 武器は守備だ。光星の津田勇志コーチは高校時代に坂本の1学年後輩。坂本から教わった守備の極意を付きっきりで叩き込まれた。「(捕球に入るとき)左足をつく前に捕る方がいいと。その方が送球につながるし、メリットが多いと教わりました」。“坂本イズム”を実践してU18日本代表にも選出される選手にまで成長。プロの扉も開いた。

 足もある。陸上部に所属した中学3年時、100メートル走で徳島県2位に輝いた。新人合同自主トレの30メートル走では新人6人で唯一の3秒台となる3秒96を記録した。高校通算23本塁打を放つなどパンチ力もあり、ドラフト5位・長岡(八千代松陰)と寮に隣接する室内練習場で夜間に自主練習を行い磨きを掛けている。

 入寮の際は父・克明さん(50)が運転する自家用車で母・みどりさん(50)とともに徳島から14時間かけて埼玉にやってきた。高校時代、飲料など仕送りを受けており「迷惑ばかり掛けてきたので活躍した姿を見せたい」。契約金2200万円は両親に贈った。さらなる親孝行は1軍での活躍。その時、憧れの存在も同じフィールドに立っているはずだ。 (黒野 有仁)

 ◆武岡 龍世(たけおか・りゅうせい)2001年(平13)5月28日生まれ、徳島県出身の18歳。小2の時、鴨島バファローズで軟式野球を始め、中学時代は硬式の徳島ホークス。八戸学院光星では昨夏の甲子園で8強入り。U18W杯日本代表。19年ドラフト6位でヤクルト入団。1メートル78、77キロ。右投げ左打ち。

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