巨人・山口獲りレンジャーズが参戦!快適新球場でハートつかむ

[ 2019年11月21日 05:30 ]

ジャイアンツ球場を訪れた巨人・山口      
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 レンジャーズがポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す巨人・山口俊投手(32)の獲得に乗り出すことが19日(日本時間20日)、分かった。既に先発投手を補強する方針を示しており、再建に向けた先発の一角として山口を評価。来季から使用する開閉式の新球場グローブライフ・フィールドで改善された環境面を売りに山口のハートをつかみにいく。

 今季ア・リーグ西地区3位のレンジャーズが山口に白羽の矢を立てた。複数の米球界関係者の話を総合すると山口との交渉が解禁され次第、獲得交渉に参戦するもようだ。

 レ軍は2年連続でFAで好投手の獲得に成功中。2年前に加入した左腕マイナーは今季14勝、昨オフに獲得した右腕リンは同16勝を挙げた。今月中旬に開催されたGM会議で、ジョン・ダニエルズGMは今オフの先発投手補強について「チ―ムの外部から補強する。FAなのかトレードなのか。オープンにいろんな方法で獲得を目指す」と明言した。

 レ軍には過去にダルビッシュ(現カブス)ら7人の日本選手が在籍。大谷(エンゼルス)や菊池(マリナーズ)の獲得にも乗り出すなど、日本選手のスカウティングには特に熱心で、山口もレギュラーシーズン中から視察を続け、その力量を把握してきた。

 山口獲得へアピール材料となるのが来年開幕から使用する開閉式ドーム型の新球場だ。19日には新しく建設中のグローブライフ・フィールドが報道陣に公開された。今季まで使用した球場は屋外のため、夏は気温40度を超える酷暑に悩まされたが、総工費12億ドル(約1300億円)をかけ、屋根で日差しを遮断し、空調設備も整った。さらに、風が強く打球も飛びやすく、打者有利とされた点も改善が期待できる。

 広報部門トップのジョン・ブレーク氏も「投手が天候に悩まされることはなくなる。クラブハウスやトレーニング施設は最新式。FA選手を勧誘する上でアドバンテージになれば」とした。視察したロブ・マンフレッド・コミッショナーも「素晴らしい球場だ」と絶賛している。

 3年連続でポストシーズン進出を逃しているチーム再建の柱としてだけでなく、新球場の目玉としても、山口獲得を目指していく。

 《ダルビッシュら在籍経験》○…レンジャーズに初めて入団した日本選手は02年伊良部。最も長い在籍は12~17年途中のダルビッシュ(現カブス)の約5シーズン半だった。その他、大塚、建山、福盛、上原、藤川を含めた7選手は全て投手。14年に傘下マイナーに入団した田中賢はメジャー昇格を果たせず、そのまま自由契約となった。

 《コール中心に大豊作》○…今オフのFA市場は先発投手が大豊作。剛腕コール、ワールドシリーズMVPのストラスバーグを中心に実績十分の実力者が並ぶ。山口は先発ローテーションの3~5番手として期待されており、その契約にも注目が集まる。日本投手では平野(ダイヤモンドバックスFA)もFA。

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