中日 山井、1550万円減でサイン 今季3勝5敗、来季は「壊れてもいいぐらいの気持ちで勝負」

[ 2019年11月21日 13:44 ]

ダウンで契約更改を終え、来季への意気込みを語る中日・山井(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の山井大介投手(41)が21日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、1550万円減の年俸4650万円でサインした。

 今季は開幕ローテーション入りし、3月30日のDeNA戦でチームに初勝利をもたらしたが、後半戦は白星をつかめず13試合で3勝5敗、防御率4・85。

 現役投手最年長のベテラン右腕は減額制限(1億円以下は25%)ギリギリの大減俸にも「ダウン提示がその評価」とサバサバ。今季を振り返り「チーム初勝利ができて、それからいろいろ投げさせてもらったが、納得する試合がそんなになかった」と振り返った。

 13試合を投げ「“1”という数字、もう1アウト、もう1イニング、ここ1点(防げば)と、取りたかった1という数字を思った」と反省。「代えられるというのは監督、コーチが何か感じることがあったからだと思う。40歳を超えているから5回でいいやろと思われないように。中継ぎ陣のためにも1週間に1回しか投げないので、壊れてもいいぐらいの気持ちで打者と勝負したい」と意気込んだ。

 球界では阪神・福留に次ぐ年長者だが「投手では年上がいないだけ。若いやつには負けんぞという気持ちでやる。スピードでは勝てないが経験、技術でフォローして球のキレなどで若い選手にしっかり勝負して勝っていきたい」と闘志。

 19年目の来季に向けて「いつ“いいですよ”と言われてもいい。そう言われないよう1年でも長く、契約させていただいたので、まだまだできるなと球団から思われるようにしたい」と意気込んだ。(金額は推定)

続きを表示

2019年11月21日のニュース