広島・佐々岡監督「ルーキーに成長を感じた」秋季C打ち上げ 坂倉、小園、野間ら若鯉に期待

[ 2019年11月21日 05:30 ]

ナインを前に話す佐々岡監督
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 広島は20日、宮崎・日南での秋季キャンプを打ち上げた。来季のV奪回を目指し、若手の底上げを図った16日間。新任の佐々岡真司監督(52)は「明るく元気よく、いいキャンプだった」と総括。成長株として投手で遠藤、山口、野手では坂倉、小園、野間らの名前を挙げ、ポジションを奪え!レギュラーを脅かせ!と突き上げに期待した。

 快晴の日南・天福球場。初めて陣頭指揮を執った16日間を振り返り、佐々岡監督は「新しい戦力を見たいという思いで実戦を(多めに)やった。ルーキーに成長を感じたし、1軍で活躍した選手にもいいものが見えた」と手応えを強調した。

 組んだ紅白戦は実に7試合。実戦重視で若手の戦力分析と底上げを図った中で、真っ先に名前を挙げたのは高卒3年目の坂倉だ。チームトップの打率・571をマークした21歳に「実戦の内容や結果を見ると、格が違う」と目を細めた。

 坂倉は浮かれない。「紅白戦は知っている投手。そこは一線を引きたい。これが対外試合でできるか」。三塁挑戦プランに目もくれず、捕手一本で臨んだ秋季練習からキャンプまでの2カ月間を「手応えはあるけど、捕手として課題も見えた」と足もとを見つめた。

 指揮官の専門分野で大きな期待感を示したのは、今季1軍で一歩を踏み出した高卒2年目の2投手だ。「遠藤や山口が先発争いに加わると、(他投手の)いい刺激になる。競争して5、6枚目の枠を勝ち取ってほしい」とハッパをかけた。

 遠藤は最終日もブルペンに入り、94球を熱投。実戦を含めると、今秋キャンプの投球数はチーム最多の1068球となった。「アピールはできた。先発として長いイニングを投げるには体力がいる。オフにしっかり鍛えたい」と意気込む。

 山口はフェニックスリーグでの不振を挽回。ブルペンでは遠藤の横で53球、キャンプトータルでは947球を投げ「(習得中の)2段モーションが馴染んできた。(遠藤)淳志がいるから、自分も負けられない」とライバル心を燃やした。

 V奪回と悲願の日本一を目指す来季。打ち上げの円陣で訓示した指揮官は「オフは練習する選手としない選手の差が出る。ノルマを果たせない選手は1軍キャンプに連れていけないし、来ても動きが悪いと入れ替える」と明言。自覚と競争を勝ち抜く努力を求めた。(江尾 卓也)

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