巨人 00年「ONシリーズ」の逆転ドラマ再現へ!「新人左腕・高橋」が再び救世主に

[ 2019年10月22日 05:30 ]

日本シリーズ2019第3戦   巨人ーソフトバンク ( 2019年10月22日    東京D )

キャッチボールを終え、笑顔の高橋(撮影・椎名 航)
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 日本シリーズは、22日に東京ドームへ舞台を移して第3戦が行われる。敵地で連敗スタートを喫し、本拠地で巻き返しを狙う原巨人は先発する新人左腕の高橋優貴投手(22)に連敗ストッパーを託す。2連敗から4連勝した2000年の「ONシリーズ」では2勝2敗の第5戦で新人左腕・高橋尚成が完封し、王手をかけた。19年の時を経て、「新人左腕・高橋」が再び救世主となる。

 負ければ崖っ縁。勝てば流れを変えられる。東京ドームに戻って行われた全体練習。第3戦の先発マウンドを託された高橋はキャッチボールなどで最終調整し、初の大舞台へ意気込みを語った。

 「2敗している状況なので負けると厳しくなる。勝っていい流れを持ってきたい。巨人ファンの方が球場を埋めてくれると思うので力に変えて投球できれば」。阪神とのCSファイナルS第4戦でも6回途中1失点の好投でシリーズ進出に導いた。度胸満点の投球で公式戦初対決のソフトバンクに立ち向かう。

 同じく連敗スタートを喫し、4連勝した00年の日本シリーズでも鍵となったのが、第5戦に先発した新人左腕だった。当初はメイを先発させる構想だったが、当時ヘッドコーチだった原監督が高橋尚成の起用を長嶋監督に進言。シリーズ初登板に完封で応え「ヒサが物凄い投球をした。それが印象に残っている」と指揮官の脳裏にも焼き付いている。

 高橋も「小さい頃よく見ていた。同じ左投手としてお手本になるような投球、フォーム」と印象を語る高橋尚成以来、球団の新人では史上3人目となるシリーズ初登板初勝利で勢いをつける。W杯で初の8強に進出したラグビー日本代表の戦いぶりにも「国を代表して結果を出すのはプレッシャーの中、凄いなと思う」と刺激を受け、自らの力に変える。

 ドラフト1位指名から1年。「その時には全然想像できていなかったことが今、起きている。大胆に勝負していくしかない」。逆転日本一へのドラマは、新人左腕の快投から始まる。(岡村 幸治)

 ▼高橋尚成の新人初登板初完封 00年の日本シリーズ第5戦で巨人の高橋尚成がダイエー打線を2安打無四球、12奪三振で完封勝利。新人がシリーズ初登板初先発で完封を飾ったのは史上初の快挙だった。99年にダイエー・工藤が奪った13三振のシリーズ記録には及ばなかったが「僕はとんでもないことをやってしまったんですね」と快投を振り返った。

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