「沢村賞」該当なしに山田氏「成績物足りない」球数制限の影響を指摘

[ 2019年10月22日 05:30 ]

沢村賞選考会会議を行う(右から)山田久志委員、堀内恒夫委員長、平松政次委員、村田兆治委員、北別府学委員(撮影・久冨木 修) 
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 19年ぶりの「沢村賞」該当なしに、現役時代に4年連続20完投以上を記録した山田氏は、完投数とイニング数の減少の一因に球数制限を挙げた。

 「プロ、アマ問わず球数制限にこだわるようになり、プロでも100球で交代。高校野球でも、野球がそういう方向へ向きだしている」。球数制限は来年センバツから導入される予定だが、山田氏は「球界全体がそういう傾向にあり、成績が物足りなくなってきている」と指摘。先発・完投型投手の出現を強く期待していた。

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2019年10月22日のニュース